僕のカミングアウト

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管理人の小太郎のカミングアウトの話を自己紹介を兼ねてさせてください。

自分は生物学上の男で性自認も男です。要はゲイです。家族と親しい友人にカミングアウトしています。

小学校から男が好きなゲイだった

僕は小学校5年のときに自分がゲイだと気付いた。サッカーやってた1個上の先輩がなぜか気になってしまって、廊下で突っかかって行ったり目で追ってしまったり(愛情表現下手すぎw)。恋愛感情の前駆体みたいな感情だったと思う。同時にそのとき「あれ?ボク男のほうに行くの?なんか変かも?」っていう気持ちもあった。

中学は別のことに熱中してたのでそれなりに楽しかったけど、自分ってホモなのかも?どうなるんだろ、男が好きとか変だから大人になってもそうだったらまずいな。大人になったら治るのかな?なんて思ってた。いまなら優しく言ってやりたい、治らないから受け入れろと諭してあげたい(笑)

高校生活がいちばんセクシャリティで悩んだ時期だったと思う。クラスに好きな人ができて、でもグループも違うし言えなくて、という陰キャラで3年間を過ごす。人生を曲線のグラフで書くとしたらここが最底辺だった。

はじめてのカミングアウトは姉に

大学のときの夏休み、実家に帰省して姉とお酒を飲んでたときにカミングアウトした。二人きりでお酒を飲んで心が開く瞬間ってあるじゃん?そのときに「俺、言ってなかったけど男が好きなんだよね」ってカミングアウトした。

姉の反応は「そっか。知らなかったし考えたこともなかった。でも言ってくれて嬉しい」と言うもの。ちょっと涙が出た。
それからは姉は家族の中でさり気なく助けてくれる存在になった(彼女作らないの?みたいにしつこく言われるときに「まあいいじゃん〜」と言って話題を変えてくれるとか)ホント感謝してます!!!

初めてのカミングアウトの感想は、ゲイだなんて全然気づいてないって言うか想像もしないんだなというのと、味方になってくれて嬉しいというのと、姉にも秘密を背負ってもらって申し訳ないという複雑な感情でしたw

身の回りで「こいつなら言ってもいい」人にカムアウト

それから中のいい人にはカミングアウトしていくようになった。親しい友達、大学の同期、先輩。自分から意を決して言うという感じではなく、彼女とかの話とかゲイの話になったとき「そういえば俺、ゲイだよ」って言う感じ。

同時に、「強制はしないけど自分の知らない周りに言うのはやめて欲しい」とも伝えていた。

自分は聞かれたら素直に答えるけど、親しくない人にはゲイだとは言っていない。その中でカミングアウトした人には、ある意味で「秘密を背負ってもらっている」(この表現が正しいか分からないけど)。これに関しては「人間関係って多かれ少なかれそういうもの、背負ってもらって関係がダメになるなら自分の見る目が悪かった」と思うことにした。

結構生きやすくなった気がする。人生の曲線グラフは上昇した。

「ゲイだけど幸せです」って言いたかった

20代後半のときに今も付き合っている彼氏ができた。ちなみにその当時流行っていた赤いアプリで出会った。ここでも人生の曲線グラフが急上昇(笑)。

初めて「この人なら家族に紹介したい」と言う気持ちになった。それまで4人くらい付き合ったけどそう思ったのは初めてだった。自分は結構打算的なところがあって、すでに付き合って2年くらい経っていたから、すぐ別れる確率は低いと踏んでいたんだと思う。

つまり、自分はカミングアウトするときに「ゲイです。一人です」じゃなくて「ゲイです。でも幸せです」って家族に言いたかったんだと思う。別にそのために彼氏を作ったわけではもちろんないけど、、、見栄をはっていた。今思うとそんなの関係ないと思う。
ただ同時に「もし家族に否定されても別に彼氏と幸せに暮らしていけばいいから大したことじゃない」と思えたのもきっかけの一つだった。

両親へのカミングアウト

ある秋の週末、今日親に言うぞ、と決めて実家に帰った。夕食のあとお酒も少し入っていて、雑談しているとき、、、言うぞ言うぞ!

なかなか切り出せなかった。やっぱり怖かった。親は60代で高齢だし理解できないかもと思った。

じゃあそろそろ寝ようかという時に、「ちょっと話したいことがある」と呼び止めて話した。以下、記憶を元に再現風に。

小太郎:「。。。実はさ」
小太郎:「今付き合ってる人がいるんだけど」
小太郎:「。。。」
小太郎:「。。。男の子。。。なんだよね。相手が。」
小太郎:「つまり、ぼく、ゲイなんだ」
小太郎:「昔から男しか好きじゃなかった」

両親の反応は薄かった。最初はやっぱり理解できなかったらしい。

母親「。。。そうなの」

。。。

母親「それで。。。今はあなたは幸せなのね?」

小太郎:「。。。うん」

またここでも泣いちゃった。そんなに辛そうだったんだろうか。

話していくに連れ、肝心の「彼女がなかなかできないのは女が好きじゃないから」、「自分の子供はゲイと言われるカテゴリーに属するらしい」、「彼氏がいて幸せに暮らしてるらしい」ことは理解してもらえたっぽい。最低限のミッションは完了だ。

もう少し踏み込んで説明したかったけどここで母親の一言。

母親:「そろそろ眠くて寝るからこのくらいで」

小太郎:「(えwwww)」

これは本当に眠かったのか、想像してなかった情報がいきなり入ってきたからだったかは未だに分からない。(ちなみにその夜、悪夢を見て朝起きたら両親が全然理解してなくて「彼女できた?」と聞かれるという夢を見た。夢で良かった。)

その後、彼氏を家に招待したり、逆に自分が相手の実家に行ったり実際は時間をかけて少しずつ馴染ませていったという感じ。

というわけで自分の両親へのカミングアウトは、特に大きな抵抗もなく、想像した中で上から3番目くらいにスムーズに受け入れてもらえた感じでした。

おわりに

改めて書き出してみると、家族や周りの人に恵まれていたなという感謝と、彼氏ができて自分の行動が少し変わったことの再確認、あと自分の場合は「もっと早くカミングアウトしたらよかった」という感じがします(ちなみに僕は別にLGBTが全員カミングアウトすべきだとは思わないです)。

全然オチも山場もない話でストーリーとしてはあまりドラマチックじゃないカミングアウトでしたが等身大のゲイのカミングアウトでした。

みなさんのカミングアウトの体験を聞いてみたいです。また自分はカミングアウトしない、と言った意見でもいいです。もし教えてくれる素敵な人がいたらこちらまで連絡ください。

連絡先: kotaro(あっと)gaykatu.com

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