LGBTQ+の人ってどのくらいの割合でいるの?大阪市の調査結果を紹介します

2019年に大阪市で「大阪市民の働き方と暮らしの多様性と共生に関するアンケート」が実施されその結果が発表されました。レポートから結果をご紹介します。

まず結果のサマリーから

  • ゲイ(ビアン)・バイの割合は2.1%でした
  • アセクシャル・無性愛の割合は0.8%でした
  • 「決めたくない・決めてない」割合は5.2%でした
  • 上3つをLGBTQ+とすると、合計で8.2%がLGBQ+と推定されます

いかがだったでしょうか?思ったより割合が多いと思った方も多いと思います。今までは2〜3%がゲイ・バイ、5%がゲイなどと数値が語られてきましたが、「決めてない」人の割合が思いの外多かった印象です。

以下は原文から抜粋したものです。詳細は下のリンクから読むことができます。

大阪市の住民基本台帳から無作為に抽出した 18~59 歳の 15,000 人にアンケートを郵送し、4,285 人から  有効回答がありました。有効回収率は28.6%でした。

調査では性的少数者をとらえる人口学的設問を導入しました。性的指向・性自認別の回答は次のとおりです。

  1. 4,285人のうち31人(0.7%)が「ゲイ・レズビアン・同性愛者」
  2. 62人(1.4%)が「バイセクシュアル・両性愛者」
  3. 誰に対しても性愛感情を抱かない「アセクシュアル・無性愛者」がは33人(0.8%)
  4. 「決めた くない・決めていない」と答えた人は222人(5.2%)
  5. 自認する性別が出生時とは別の性別又「その他」(トランスジェンダー)32人 (0.7%)
  6. 出生時性別が「男」で現在の自認が「女」(6人)または「その他」(6人)は、12人(0.3%)
  7. 出生 時性別が「女」で現在の自認が「男」(4人)または「その他」(16人)は、20人(0.5%)
  8. 「ゲイ・レズビアン」「バイセクシュアル」[トランスジェンダー]は 115 人(2.7%)
  9. さらに「アセクシュアル」を含めると 142 人(3.3%)

「ゲイ・レズビアン」「バイセクシュアル」「アセクシュアル」 「決めたくない・決めていない」[トランスジェンダー]の合計は352人(8.2%)でした。

引用: http://www.ipss.go.jp/projects/j/SOGI/結果速報20190425公表用.pdf

こういった調査は偏りなく回答を得るのが難しいですが、住民から無作為に抽出しているため信頼性は高そうです。ただ回収率が28.6%で、回答しない人ももちろんいるため、「LGBTなのでそれを知らせたくなくて回答しなかった」という偏りはまだあるかも知れません。ただ行政がこういった形で大規模に調査を行うことは少ないので貴重だと思います。

最新のデータでは、「セクシャルマイノリティの日本での割合は8.2%」として頭に入れておくと良さそうです。

ちなみに、回答のなかに7.5%の人が「質問の意味が分からない」と答えてるんですよね。これは「え?普通に女の子が好きだけど?異性愛者ってナニ?わからない」という人なんでしょうかね。ちょっと不思議な結果だなと思いました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました